わ的にはⅡ…

「北の国」のチョット南から

カテゴリ: 映画

数年ぶりに映画の試写会に当たりました。

作品は…

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寅さん! 申し込んでいたんだねぇ~。

かつて観ていた時のように

大晦日に札幌で観ようと思っていたのですが、折角なので行ってきました。

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劇場はオールドファンを中心にほぼ満員。

ストーリーは…

シリーズの最終面を踏襲して甥の満男とかつての恋人泉の物語。

泉役の後藤久美子をずいぶん久しぶりに見たけれど

あっ、先週奈良で会った人だ!

マラソンの有森裕子に似てる…そんな印象を持ちました。

寅さんを初めて劇場でみたのは40年前。

自分自身もずいぶん齢を重ねてきましたが、出演者もそうだよね。

寅さんをはじめ鬼籍に入られた方もずいぶんいました。

そう、さくらと博にだって孫がいるんだよ。

スクリーンに映る、結婚前のさくら(倍賞千恵子)は可愛いかった…

往年のマドンナは

リリー(浅丘ルリ子)と泉の母(夏木マリ)が登場しました。

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中心となるストーリーはしっとりとした…早い話が暗め。

回想シーンで寅さんが出てくると、客席に笑いが溢れます。

そうそうこれこそ映画「寅さん」。

もうこんな喜劇を日本映画は作ることできないのかなぁ。

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作る人、出る人、そして観る人。

長い、長い時間を歩いてきました。そしてたどり着いた50作。

お帰り寅さん

そして…

「さよなら寅さん」なんだろうな。

週末の新聞に載る「シネマの週末」を愉しく読んでます。

おっ、今週末はこんな作品が公開されのね、面白そう。

なんだけれど…

紹介される作品のうち、青森で公開されるのはわずか。

先週も「ローグ・ワン」1本だけ。

都会はいいなぁ~と思うのです。

これは、美術館や博物館の展覧会にもいえますね。

そして、先週の「シネマの週末」では、今年最後ということもあってか

「執筆者が選ぶ今年の5作」というのが載っていました。

11人の執筆者がそれぞれ5本の作品を選んでいます。

やはり青森市内で公開されてない作品が多いなぁ…そんななか

3人が1番に揚げていたのが「この世界の片隅に」という作品。

おやっ、これは市内の劇場で予告編を目にしたような…

ちょいと調べてみたところ、ちょうど公開中ではありませんか!

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そんなことで、日曜日に観てきました。

隣に貼ってある「イングリッド・バーグマン」にも惹かれましたが…初志貫徹。

劇場に入ってみると、お客さんが一杯。

そっかぁ~皆さんこの作品の評判を知っていたのね。

知らぬは自分ばかり…でした。

軍港呉を舞台に、戦争の時代を生きる

主人公のすずさんとその家族や市井の人々を描いた作品。

くすりと笑ったり、鼻がつ~んとしてはらりと涙が落ちたり…

すずさんが憲兵隊に捕まっちゃったり

普段穏やかなすずさんが怒りを露わにした、玉音放送のシーンが印象的。

また、流れる音楽もとってもよかった。

年の瀬にとってもいい作品と出会えました、感謝。






 

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