前回からの続き…

そろそろ車に戻ろうと来た道を引き返していくと

どうやら散策路はまだ先に続いていて、そこを少し進んでいきます。

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そして、前方のトンネルを抜けると白い建物が見えてきました。

浄土ヶ浜マリンハウス…ふぅ~ん、あまり関心ナシ。

ところが

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こちらの看板の前で足が止まりました。

青の洞窟…「波が静かで天気のいいときだけ」ねぇ~まさに今日だね。

ちょっと気持ちに揺らぎがでてきたところで

マリンハウスの方にも声をかけられ、つい「ひとりでもいいですか?」と。

そんなことで、ヘルメットとジャケットを身に着け乗船。

3人乗りの船にガイドのおじさんとふたり。

そして、うみねこのエサであるかっぱえびせん1袋を握り…出船。

うみねこたちは、えびせんの袋に反応するようで

まだ袋をあけていないのに近づいてきます。

おじさんの「投げてごらん」の声にしたがい、一握り海に投げてみます。

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すると、ぶわぁ~っとうみねこが集まります。

低い位置を飛ぶのがボクの頭上を…ちょっと怖い。

それでも、右に左にえびせんを撒きます。

そうして

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お友達ができました。

ジョナサン、身体の色から察するにまだ幼いんじゃぁないかな。

ここからは2人旅。

そして、メインである青の洞窟へ向かいます。

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ジョナサン、先にみえるのが洞窟だよ、どれどれ楽しみだねぇ。

ところが、ジョナサンは洞窟を前に姿を消しました…びびったのかなぁ。

さらばジョナサン。

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洞窟に入りました。

たしかに、波が静かじゃぁないと入ることはできないでしょうね。

そして、ヘルメットも必要…

この先に見える

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小さな穴、ぼこっぼこって水が吹き上げます。

ガイドのおじさんの話では、あの穴は八戸に通じるという伝承があるんだって。

なるほど…なんか分かるようなきがします。

「穴」って、時間とか空間を超えちゃうのだよね、きっと。

青森市内にも浦嶋太郎が釣りをした「ほら穴」の伝承があって、

きっとその穴の向こうが「竜宮城」…そんなイメージなんだとうと見立てています。

八戸への穴も、この辺りの人々のそんなメンタリティによるものなんだろうなぁ。

船は少し後ろに下がります。

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おじさんの指をさす先にはお魚が悠々と泳いでいます。

お魚の名前も教えていただきましたが…もう忘れちゃいました。

この青い海は水深が8メートルほどあるそうです。

こうして、洞窟を出ると約20分ほどの船遊びは終わりとなります。

まったく予定外ではありましたが、これもまた楽しいものでした。

お天気がよかったおかげだね。

浄土ヶ浜を満喫させていただきました。