わ的にはⅡ…

「北の国」のチョット南から

2020年09月

油川地区の秋の風物詩となっている

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「かかしロード280」を見に行ってきました。しかも走って…

「油川→青森」ルートで行くと最初に目に飛び込んでくるのは

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新型コロナに絡んだアマビエかかしでした。

そして、こちらはちょっと悲しくもありますが

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志村けんのかかしがみっつほどありました。

観たかったなぁケンちゃんのゴウちゃん…残念です。
(『キネマの神様』の主役)

そして、これは抜群のタイミングですね

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菅総理!!

しかも背景の田んぼもいいですね。秋田の農家の長男…。

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ここまで15㎞そこそこしか走っていないのだけれど、どうしてか…

ふくらはぎに痺れが出ています。

おうちまではきっと5㎞以上あるののよね。

かかし見物で少し休んだけれどどれだけ回復したか…

ちょっと辛い連休2日目の朝でした。

雨の日曜日。

久しぶりの遠出で、3月以来の七戸町に行きました。

この日、七戸町の天間林地区をフィールドととした

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ロゲイニング大会があったのです。

ですから、すぶ濡れになること覚悟しなくっちゃなりません。ああ…。

会場の体育館で受付をして、開会式・作戦タイムを経て

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午前10時スタート…の直前に雷が鳴った(実は違った)ために

15分遅れてのスタート! 

さぁ、ここから制限時間3時間のロゲイニングが始まります。

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最初に立ち寄ったチェックポイント「天間林ドライブイン」です。

七戸はまったく土地勘がないので

この日も含め何度も車で通ったことのある国道4号沿から攻めていく…

これがボクたちの一応の作戦です。

雨は時折強くなり、しかも風までも…という何とも有難いお天気。

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ちょっと寄り道。

イネとイネの間にソバが植えられています。ソバは七戸の名物でしたね。

新そばをいただけるものもう少しかな。楽しみだね。

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最高点のチェックポイント「千曳神社」へ行くぞ!

すでに戻ってくるチームとすれ違います。早いなぁ~。

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千曳神社に到着です。

近くには比較的得点の高いチェックポイントがあるので、攻めていこう!

ということでここから山道を走ります。

トレイル感満載で、ここで靴の中にまで水が入ってきます。

しかも、だんだんと時計も気になってきます。

正午を告げる音楽も流れてきました。あと1時間余りかっ。

とくかく立ち寄れるチェックポイントでポイントを稼いで

制限時間7分前にゴールしました。

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ゴールの後は、チェックポイントの確認作業があって…

さすがトップのチームはうまぁ~くポイントを取っているようです。

作戦を立てる時に全体を俯瞰しているんだろうなぁ~と感心しきり。

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続々と結果が張り出されていきます。

さて結果は…

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一般「男子」の部で第2位となりました!

でもまてよ、おじさんとおばさんのチームでも「男子」かっ?…まぁいっか。

しかも最年長のチームなんだろうなぁ。

雨のなか頑張って22km走ったご褒美です。

七戸産の野菜やらお菓子やら、袋2つ分の賞品をいただきました。

女性はNAMIKIのジェラードの引換券も配られてます。これは羨ましいね。

ロゲイニングは去年の春に山寺で参加して以来です。

やっぱり楽しいなぁ~。

冷えた身体を温泉で温めてから青森に帰りましょう。

青森市内、大谷沢に鎮座する香取神社を訪ねました。

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カーナビに住所を入れてGO!

「目的地付近」とカーナビがつぶやいてからが大捜索となりました。

まだ早朝だったので人出も少ないし…

ぐるぐる回っていたところようやく、お散歩に出かけようとするおじいちゃん。

この機を逃していけないとばかりに駆け寄って道を教えていただきました。

さて、香取神社は…

藩政時代の青森総鎮守「毘沙門天」の由緒を継承した神社です。

毘沙門天は仏体なので、明治政府の神仏分離政策に触れることになったのです。

当時は市内中心部、国道柳町交差点南側にあったのですが

平成3年に現在地に遷宮したとのこと。

青森に住んで20年以上になりますが、訪れたのは今回が初めてです。

鳥居の右側の社号標は明治41年のもので、その右手にも

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石碑がありそうですが、サンダル履きだったので突入は諦めました。

また、鳥居左手の道を進むと

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一対の石灯篭がありました。

天保12年に奉納されたものですから、藩政時代の灯篭です。

そこから少し歩いて左手には

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昭和天皇の「御大典記念(即位記念)」碑もありました。

大町と米町、ともに当時の青森市の中心地の氏子が奉納しています。

さらに進んでふたつ目の鳥居の向こうに

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幕末、嘉永2年に奉納された狛犬がありました。

石材は加賀百万石で知られる金沢藩の外港宮腰から運ばれてています。

そして、ずらりと並ぶ奉納者に目をやると

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上の写真の中央の滝屋善五郎をはじめ、滝屋の一族の名前が目につきます。

滝屋は青森浜町の豪商です。

そして、下の写真右端「丸屋佐助」は、この狛犬奉納の前年嘉永元年に

青森に移住したという味噌醸造業の初代渡辺佐助です。

移住には、滝屋の関与があったといいます。

丸屋は2代佐助の時代に成長し、実業界の重鎮となっていきます。

一方、左端の銭屋喜助は、加賀宮腰の商人銭屋の青森支店を切り盛りした人物。

銭屋は天保の飢饉の頃から弘前藩に接近します。

この時、両者を取り持ったのが滝屋です。

しかも、喜助は滝屋に寄宿して青森支店の業務を行っていました。
(支店といっても店舗を持っていたのではありません)

ですから、この狛犬は滝屋とかれに近しい商人たちが奉納したのでは…

と考えています。

滝屋を中心とする「商人ネットワーク」と言っちゃうと言い過ぎか…なぁ。

ところで、この日香取神社を訪れた最大の理由は

ここにあるという松尾芭蕉の句碑を確認することでした。

ところがっ、境内を2巡りしても見つけられない!

うううっ、3巡り目は逆回りで歩いてみよう。

そうしてようやく、草むらのなかに発見できました。

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碑文はまったくみえません。

草が枯れる秋に再度訪れなきゃぁダメですね。

裏に回ってみると

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天保14年という建碑の年代が分かりました。

この年は芭蕉の没後150年で、それを記念して建てたものです。

さらに、当時「青森一の宗匠」上林祇山の名前が左の方にありました。

なるほど。

ボクの知る限り、青森市内の芭蕉の句碑は善知鳥神社・合浦公園

そしてここ香取神社の3か所にあります。

これで3つすべてを自分の目で確認できました。
(芭蕉好ではないですが…)

初めての香取神社は「さすが!」って感じです。

かつての青森総鎮守の記憶をしっかり残していました。

暑い、暑い先週末…

いつもは自動車だけが通行する「津軽岩木スカイライン」。

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岩木山の3合目から8合目までを上るこの道路を開放して

ゆっくりと歩いてみようというイベントに参加しました。

参加者は例年よりは少ないという120名で、

5kmと10kmのふたつのコースに分かれて8合目を目指します。

ボクはもちろん10kmに参加。

しかも、1週間前までランニングイベントと勘違いしていました。

歩くのかぁ~でも、たまにはいっか。ぎっくり腰の回復途上だしね。

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スタートは午前8時35分過ぎだったかな。皆さん元気に歩き始めます。

が…

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森のクマさんには要注意ですよ。

まぁ、「注意」といっても出くわしちゃったら何もできないだろうけど。

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周囲は緑、上を向いたら青…とってもいいコンディション(?)

といっても、里の気温は30℃超の予報です…まぁ山だから少しは涼しいよね。

景色を楽しみながら

1kmを11分50秒~12分10秒くらいのペースでゆっくり歩いていきます。

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中間地点付近までやってくると…

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こりゃぁ何だぁ? 「ぶなの…」って見える標柱がありました。

どうやら「ぶなの泉」と書いてあるのだそうです。

う~ん、それでも何のことだかわからないや。

この辺りまでくると、日陰はすぅ~っと涼しいです。

そして6kmを過ぎたところに休憩所があります。

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冷た~いお水とほうじ茶飴をいただきました。

スポドリを持参してましたが、すっかりぬるくなっていたので

氷で冷やされた冷たいお水のなんとまぁ美味しいこと。

標高1,000mを過ぎてきているからでしょうか

日陰に逃げなくても暑さは緩んできている気がしてきました。

そのせいかな、坂は結構きついんだけれど、歩きやすくなってきた感じ。

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もうすぐ8合目…のはず、もう少しです。

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そうそう

このコースは69のカーブがあってカーブごとに番号札がついています。

ですから、番号札で「まだまだ」「もう少し」…が分かるのです。

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最後の大きなカーブを曲がってゴールの8合目(標高1,247m)に到着!

所要時間は1時間31分。

きれいな景色を楽しみながらあっという間のウォーキングでした。

このイベントにはNHKの取材が入っていて…

きっと夜の地元のニュースで取り上げられたのでしょう。

ボクがちらりと映っていたようです。


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