わ的にはⅡ…

「北の国」のチョット南から

2016年11月

雪の朝です。

冬の扉はもう開いちゃったのかしら…

2週間ほど前、秋と冬の隙間と言っていいでしょうか

今年も深浦方面の銀杏ツアー。

まずは、折曾の銀杏。

IMGP1350

IMGP1356

上の方は落葉が進み、地面は黄色の絨毯になっていました。

こちらの銀杏もかなりのビックツリーではありますが

「日本一の大イチョウ」はもう少し先に行ったところです。

ボクの職場の方は、ここが「日本一」と勘違いしたとか。

なるほど、そう思えるほどの立派な銀杏の木ではありますね。

そして、車で少し移動して

IMGP1362

こちらが北金ヶ沢の「日本一の大イチョウ」です。

訪れた時間もありますが、見物客はこれまでになく多いように感じます。

去年は青空が広がるいいお天気の日に訪れたのですが

撮影した写真は故あってすべてなくなってしまいました…悔やまれます。

IMGP1372

この日の朝、地元のラジオ番組で銀杏を話題にしておりまして…

「銀杏には雄と雌とがあって北金ヶ沢の銀杏は雌」と説明してました。

また、銀杏人気にあやかってということなのかしら

IMGP1360

「ビックイエローマン」なるものが登場しました。

時間は午後1時過ぎ…まだお昼ご飯をいただいていません。

お腹もすいてきました。

IMGP1383

左上がビックイエローマンですね。大っきいねぇ~。

食べようか、どうしようか…と迷ったあげくに

IMGP1385

「海鮮おやき」の方で腹ごしらえ。

ビックイエローマンは次の機会にでも。

IMGP1373

さて、せっかくなので戻りは弘前公園の銀杏も観て行くことにしましょう。

こちらの銀杏は雄なのだそうです。


 

浄土ヶ浜を離れ、お土産でも…ということで

IMGP1338

IMGP1334

道の駅へやってきました。

駐車場はほぼ満車でしたが、ちょうど出る車があったのでスルリと駐車。

こちらの道の駅は

IMGP1337

海のすぐそばにあります。

そして、この日はとっても穏やかなお天気でもあり

IMGP1341

海ももちろん青くって静か。振り返ってみると

IMGP1342

そこかしこに釣り糸をたれる人たち。

ほのぼのとした土曜日の午後…いいですねぇ。

ただ、こちらは津波の被害を受けた場所でもあり、道の駅の建物には

IMGP1329

「津波浸水ライン」が外壁に表示されていました。

説明書によれば、浸水深は5メートルとのことで

IMGP1331

その当時の写真も掲示されていました。

今自分が立っている場所がそうなんだ…と思うと胸が詰まる思いになります。

そう、浄土ヶ浜では

3つある駐車場のひとつには仮設住宅が建てられていました。

そこで思い出したのが、先日読んだ江戸時代の記録…

青森の町のようすを外来者(旅人)が記録したものです。

当時の青森は、大規模な火災と飢饉から3年

そして大地震の被害から22年を経ていたのですが

町にはあちらこちらに「原野」=人が住まなくなり(死亡・逃散)できた空地があり

家数は災害前の3分の1であると…町の人から聞いた話を記しています。

しかも、おなじ頃に訪れた3人が記しているので、きっと間違ない話なのでしょう。

また、江戸時代と現代とでは時代環境は違いますが、

災害で大きな傷を受けると、復旧・復興は膨大な時間がかかるのでしょう。

もう5年ではなく、まだ5年…なのかなぁ。

20161112_141056

2年続けての宮古。

何ができるという訳ではありませんが

身体が続く限りは年に1回は足を運びたい…そう思っています。 

前回からの続き…

そろそろ車に戻ろうと来た道を引き返していくと

どうやら散策路はまだ先に続いていて、そこを少し進んでいきます。

IMGP1291

そして、前方のトンネルを抜けると白い建物が見えてきました。

浄土ヶ浜マリンハウス…ふぅ~ん、あまり関心ナシ。

ところが

IMGP1294

こちらの看板の前で足が止まりました。

青の洞窟…「波が静かで天気のいいときだけ」ねぇ~まさに今日だね。

ちょっと気持ちに揺らぎがでてきたところで

マリンハウスの方にも声をかけられ、つい「ひとりでもいいですか?」と。

そんなことで、ヘルメットとジャケットを身に着け乗船。

3人乗りの船にガイドのおじさんとふたり。

そして、うみねこのエサであるかっぱえびせん1袋を握り…出船。

うみねこたちは、えびせんの袋に反応するようで

まだ袋をあけていないのに近づいてきます。

おじさんの「投げてごらん」の声にしたがい、一握り海に投げてみます。

IMGP1298

すると、ぶわぁ~っとうみねこが集まります。

低い位置を飛ぶのがボクの頭上を…ちょっと怖い。

それでも、右に左にえびせんを撒きます。

そうして

20161112_123810

お友達ができました。

ジョナサン、身体の色から察するにまだ幼いんじゃぁないかな。

ここからは2人旅。

そして、メインである青の洞窟へ向かいます。

IMGP1315

ジョナサン、先にみえるのが洞窟だよ、どれどれ楽しみだねぇ。

ところが、ジョナサンは洞窟を前に姿を消しました…びびったのかなぁ。

さらばジョナサン。

20161112_124700

洞窟に入りました。

たしかに、波が静かじゃぁないと入ることはできないでしょうね。

そして、ヘルメットも必要…

この先に見える

IMGP1318

小さな穴、ぼこっぼこって水が吹き上げます。

ガイドのおじさんの話では、あの穴は八戸に通じるという伝承があるんだって。

なるほど…なんか分かるようなきがします。

「穴」って、時間とか空間を超えちゃうのだよね、きっと。

青森市内にも浦嶋太郎が釣りをした「ほら穴」の伝承があって、

きっとその穴の向こうが「竜宮城」…そんなイメージなんだとうと見立てています。

八戸への穴も、この辺りの人々のそんなメンタリティによるものなんだろうなぁ。

船は少し後ろに下がります。

IMGP1323

おじさんの指をさす先にはお魚が悠々と泳いでいます。

お魚の名前も教えていただきましたが…もう忘れちゃいました。

この青い海は水深が8メートルほどあるそうです。

こうして、洞窟を出ると約20分ほどの船遊びは終わりとなります。

まったく予定外ではありましたが、これもまた楽しいものでした。

お天気がよかったおかげだね。

浄土ヶ浜を満喫させていただきました。

久慈につづいて2週連続の三陸海岸行。

今週は宮古市で、青森から4時間半のドライブで浄土ヶ浜に到着です。

20161112_113554

宮古には去年も訪れていたのですが観光ができなかったので

今年は早めに出発し、まずはこちらを訪問。

お天気にも恵まれ静かな海。

駐車場は海岸からは離れたところにあるので、車の音もしません。

景色を愉しむにはとってもいい環境・条件でした。

IMGP1274

引き波が水際の石を動かして…カラカラカラって小さな音がします。

気持ちが穏やかになります。

しばらく散策したあと、売店や食堂のある施設に入ってみると

20161112_120416

「うみねこのエサ」かっぱえびせんが売っています。

うみねこも「やめられない、止まらない」なのかしらねえ~

IMGP1263

まぁ!、やっぱり止まらない感じですね。

ちょうどお昼時だったので食堂で食事を済ませ散策を再開…

すると、まったく予期せぬ楽しい事態に遭遇(経験)することになりました。

こちらは次の機会に。

朝4時半に出発し、真っ暗な八甲田を越えて久慈へ。

その目指すところは

20161106_122611

やっぱりマラソン大会でした。

「第1回」、そして「久慈」というのが参加の理由かな。

久慈には震災の翌年に訪れて、だから…という思いがあります。

「あまちゃん」は大人気のテレビドラマであったこと以外は分かりません。

ですから、こちらのフレーズにはあまり惹かれてはいないかな。

そして、7時半前にスタートとなる久慈の漁港に到着。

20161106_084551 - コピー

とにかく風が強くって、寒い!

一応の寒さ対策はしていましたが、通用しない寒さです。

「寄る年波には勝てぬ」というべきか、最近はめっきり寒さに弱くなってます。

この日は10kmにエントリーでしたが、5kmでもよかった…と弱音を吐いてます。

そう、「あまちゃんマラソン」は今年が第1回でしたが

同時に開催された「もぐらんピア駅伝」の方は20回以上やっているようです。

どうやら駅伝の方はメインなのかしら、と思えたりします。

たしかに駅伝参加の皆さんは気合い入っていましたよ。

風と寒さに萎れているボクとはそもそもの心構えが違います。

20161106_083743

ゲストランナーは浅利純子さん。

ボクの記憶にあるイメージとはずいぶんと違うなぁ~と思っていたら

プログラムに掲載されていたゴールシーンの写真

そう、彼女がもっとも活躍していたのは、もう20年前のことのようです。

ご自身が話しておられました。

さて、いよいよスタート。

走り出してしまうと、寒さはほぼ忘れることができました。

風も強いけれど、このくらいなら大丈夫。

思いの外に傾斜があるなぁ~これは戻りが大変かも。

前半は体力温存でいこう…とやったのが失敗だったかな。

距離の短い10kmなので、後先考えずにぐんぐんいくべきでした。

20161106_103519

途中、海女姿のランナーを何人もお見掛けしました。

さすが、「あまちゃん」マラソンですね。

なかには足元が下駄?…おぉ、あぶなっかしい~お気をつけて。

海岸の景色を楽しみながら走ろうと思っていたのですが余裕がなく

なんだか岩ってのが2つくらいあったかなぁ。

結果は42分33秒…う~ん、やはり前半から飛ばすべきでした。

それでも、43分を切っているからまずはよしとします。

走った後は、お楽しみのお振る舞い。

20161106_110140 - コピー

おにぎりとさんまのつみれ汁。

温かい汁物はありがたいですねえ。美味しい!

20161107_064248

「午前」がまだ1時間ほど残ってます。

青森には夕方着けばいいので、少し久慈で遊ぶ時間がありますね。

食べたばかりではありますが、まずは「まめぶ汁」を求めて移動です。 

そして、マラソンから2日が経ち…両方のふくらはぎが筋肉痛です。

こんなの初めてです。フルマラソン走ってもこんなことなかったのに。

一体どうしたのでしょう。 

このページのトップヘ