わ的にはⅡ…

「北の国」のチョット南から

2016年08月

部屋に埋もれていた本を発掘…一体いつ買ったんだろ。

きっとタイトルに惹かれたんだろうなぁ。

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小川糸著『食堂かたつむり』

先日、札幌へ帰るときの友としました。

3分の2ほど読んだ辺りで気が付きました。あっ、コレ映画になっているね。

なぁ~んとなく、うっすらとストーリーに覚えがあって、妙な気分であったのです。

それにしても、かなり読んでからようやく気が付くとは情けない…

とても印象に残った一節をご紹介。

「人は、いつも澄んだ気持ちでなんていられない、と思う。

みんな、濁り具合の程度の差こそあれ、心の中を満たしているものは泥水だ。

(中略)

だから私はその泥水をきれいに保つため、なるべく静かにしていようと決めた。

水の中で魚が動き回れば濁った泥水になってしまうけれど、

心を穏やかにしていれば、やがて泥は下に沈み、上の方はきれいな水になる。

私はきれいな水でいたかった。」

なるほど…トシととるにしたがって、

静かに、心穏やかに日々を送りたいと思う気持ちが強くなってきたのは

心の下の方に沈殿している泥をかき回したくないからなんだね。

自分のばあい、長いこと溜めてきた汚泥だから匂いもきつそうだし…納得。

(すっかり忘れていたけれど)映画で観たから…ではなく

やはり原作をしっかり読んでおくことはいいものですね。

と、思った夏の読書。 

県南方面に行く機会はなかなかないのですが

「道の駅」スタンプラリーという縁ができたことで

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初めて新郷村を訪ねることができました。

ここまで来る途中で、青森県の「酪農発祥の地」という看板を目にしましたが、

新郷で思い浮かぶことはといえば…

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あぁ、そうでした、これがありましたね。キリスト…

しかも

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村では「キリストの里公園」なんて施設もありました。

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竹内文書(武内は誤記だと思います)は、偽文書であることが明らかで

村おこし的に洒落でやっている分には構わないとは思うのだけれど…

外来者のために、竹内文書についてちゃんとしたクレジットは必要だと思います。

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これがキリストの墓なんだって。で、その隣にあるのが

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弟の墓なんだとか。そして、少し歩いたところに

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「伝承館」なる建物があります。

こちらは有料施設だったのでパス…ははは。

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訪れたのがちょうど夏祭り期間中であったので、

外国からの訪問客も目にしました。

彼らはここに何を感じるのでしょう…ちょっとだけ気になります。 

ねぶた祭り、そしてお盆休みも終わり、いよいよ日常が戻ってきます。

お盆休みに入る前日となった11日の「山の日」は

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青い海~!

山にも行きたいのだけれど

今年はクマがあちこちで出没しているようなのでちょっと怖いよね。

で、こちらの海は津軽半島北部、三厩(みんまや)の海です。

そう、この日は

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「龍飛・義経マラソン」があったのです。12kmに参加。

ここは太宰治のゆかりの地でもありますが

三厩には義経寺があるなど、義経伝説でも知られています。

ですから…

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受付には義経がでん!と座っているし

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ゴールには弁慶が仁王立ち。

さて、12kmに出場のランナーは、受付を済ませると

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こちらのバスでスタート地点の龍飛漁港の方へと向かいます。

以前に撮った写真ですが…

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スタートは、中央にみえるジグザグの道、「階段国道」の下の辺りです。

そこから伝書鳩のように、受付のある三厩体育館まで走って戻ります。

スターとは10時20分。

気温がぐんぐんと上がっていきます。しっかり給水して走らなくっちゃね。

そう、給水は紙コップでなく、小さいペットボトルでした。

なぁ~んかもったいない感じはするのですが、手間が少ないのかしら。

ゴール手前では

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チーム「義経」がお出迎え。甲冑着て走るのはかなり暑いでしょうねぇ~。

ゲストの団長安田さんは

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子どもたちと手をつないでのゴール!!

ボクは、チーム義経、そして沿道の皆さんとハイタッチを交わしてゴール。

ゴール直後には、地元のテレビR局の取材を受けました。

なんたってゴールしたばかりなので、ちゃんとした受け答えにはなってません。

テレビに映ったのかなぁ…できればカットして欲しいなぁ。

そして、完走証とスポーツドリンクとこちらの地域の名物である

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おっきな「若生おにぎり」を受け取ります。

この暑さ…ご飯大丈夫かなぁ~っとちょっと心配になっちゃいます。

できれば汁物の方が…なんて我儘なことを思ったり。

で、結果の方は50分37秒でした。

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まずまずの出来ですね、きっと。

暑さに負けずに頑張りました。

ただ、2日後…札幌帰省の初日、寝ている時に足がビン!とつることに。

筋肉疲労なのかな?

もう何日も経つのにいまだに痛みが取れません。 

早くよくなって欲しいものです。 

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