わ的にはⅡ…

「北の国」のチョット南から

2016年07月

少し前に買ってはいたのですが、

車に置きっぱなしで、すっかりその存在も忘れていた…

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「東北『道の駅』」のスタンプブック。

これを買ってからどれだけの「道の駅」に寄っていたんだろうなぁ~。

先日、しじみラーメンを食べた、小川原湖の道の駅でようやく思い出しました。

これをきっかけに、「どれ、少し使ってみようか…」そんな思いになり

小川原湖の翌日に道の駅めぐりを決行。

青森から下北半島方面のルート上にある道の駅をつぶしていこう!

と、お天気の良かった日曜日の朝6時半出発。

でも、浅虫を過ぎて間もなく雨が降りだしました。

下北半島では仏ヶ浦にも立ち寄りたかったので、雨はちょっとねぇ…

そこで、踵を返して(?)下北から津軽半島へとルート変更。

青森方面へ引き返し陸奥湾沿いを北上。

すると、こちらも雲行きが怪しくなってきました…もしかして雨男だった?

お天気の心配を抱えながらも、まずは平舘の道の駅で最初のスタンプ。

そして、お次は三厩へ…の途中で

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北海道新幹線「奥津軽いまべつ」駅の隣にある道の駅に立ち寄りました。

ここで2つ目のスタンプをゲット。

ほう、間もなく「荒馬まつり」が始まるのですね。

東北はいよいよ夏まつりのシーズンなるのかぁ~。

おやっ、これも新幹線効果なのかしら

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今別はフェンシングのモンゴルチームの合宿地になっているんだ。

といっても、リオでなくって東京でしたか。ずいぶん気が早いこと。

道の駅では魚介類のコーナーが人気で、ボクも気にはなったのですが

さすがにスタンプラリーの最中なので、「生モノ」は積めませんね。

すると…

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まぁ、今別産のかぼちゃですか。かぼちゃ大好きですよ。

そこで早速、アイスではありませんが、アイスの入った

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「かぼちゃ畑」というお菓子を購入。

買ってすぐにいただいたせいか、アイスが固くってかぼちゃの風味を感じなかったけど、まぁいっか。

朝ごはん代わりとなるアイスをいただき、三厩・竜飛へと向かいます。

三厩では

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「青函トンネル記念館」でスタンプを捺して

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竜飛漁港へも立ち寄りました。

この先には北海道…ごらんあれが竜飛岬北のはずれとぉ~♪

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そして階段国道…今回は先を急ぐ(?)のでスルーです。

ここからは竜泊ラインを日本海側に走ることになります。

山道は霧が少し立ち込めていましたが、ピークを越えると青空が広がり

真っ青な海も!…ようやく、待ちに待った風景です。

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海の向こうには岩木山もくっきり。

そして、つぎの目的地となる道の駅は小泊。

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ここには前に一度立ち寄ったことがあり

2階の食堂で食事を取ったのですが…すっごくイヤな思いをさせられました。

時間は11時を過ぎ少々空腹感もあったのですが

そんな理由もあって食堂には行きたくないので、ふと目についた

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限定20個という「海峡ドッグ」をお昼ご飯にすることとしました。

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イカが柔らかくって、なかなか美味しかったです。ごちそうさまでした。

さて、小泊からは内陸へ向かい、この日最後の道の駅となる

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十三湖高原の道の駅に向かいました。

ここは何度も訪れていて、きまってソフトクリームをいただくのですが、

この日はすでに今別でアイス系はいただいていましたね。

おやっ、しじみカレーパンですか。

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これ、いただいたコトあったかなぁ~。ちょっと食べてみたい…

ただ、海峡ドックをいただいたばかりなので、あきらめました。

このところ、カレー味を身体が欲しがります。疲れているのかしら。

こうして、午前中のドライブで4か所の道の駅でスタンプをゲットできました。

買い食いをしながら…なかなか面白いものです。

お天気次第ではありますが、今週末も道の駅めぐりを計画中。

つぎは、やっぱり下北半島へ…かな。 

来週から青森ではいよいよ「ねぶた」が始まります。

夏…なんだけれど

一方では夏至が過ぎ、朝の「日の出」は遅くなってきています。

季節は着実に秋に向かって進んでいるんだなぁ~と、実感の近頃です。

さて、先週末は…

駅伝の町、東北町で開催された

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小川原湖畔を「はっける」、わかさぎマラソン大会に参加しました。

写真を撮った頃は、さわやかな夏の日差しのもとで走ることができる…

そんなことを期待させるお天気でしたが、

この後間もなく雨が降り、ちょっと肌寒いくらいでした。

さて、 こちらの大会は3年連続の参加になるのですが、

1回目は、平衡感覚を失い、耳が聞こえなくなり…

2回目は、 腰痛からくる痛みが背中まで走り…と、いうように

思うように走ることができない、相性の悪い大会です。

今回は、3度目の正直、はたまた2度あることは3度…どちらでしょうね。

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そんなことで、ぼんやりとした「不安」のなかでのスタートです。

しかも、前回の十和田湖マラソン以来、腰痛が疼いてます。

しばらくすると…えっ、急におしっこがしたくなりました。

スラート地点に並ぶ前にしっかりトイレに行ったのにどうしてでしょう。

なんとかガマンできないものか…まぁ、生理現象ですからそうはいかないかぁ。

ぐっと下腹部に力と入れて、少しきつめの坂を上るぞぉ~って

いうところの手前のトイレに入りました。

坂の途中でおもらししたくないものね。

こうして、生理現象は片づけたものの、つぎのハプニングは後半に…。

今度は1回目の時とおなじように、平衡感覚がおかしくなってきました。

そうこうしているうちに右耳が聞こえなくなってきた…

走るのが辛くなってきました。あぁ、今年もかぁ…

それでも、今年は珍しく「諦めない」という気持ちが少しだけ勝ったようで、

苦しみながらも走り切ることができました。

一応、3度目の正直達成です。

最後の1kmはよれよれではありましたが…

ゴールした後は、マンゴージェラートを頬張りながら応援。

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生ビールの被りモノをした方は、バック転でゴール!、カッコイイですね。

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会場では、ゲストランナーによるランニング教室と大抽選会がありました。

ただ、寒かったので、抽選会の前に退散しちゃいました…

そして、小川原湖の道の駅へ向かい

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小川原湖名物のしじみを使ったしじみラーメンをいただきました。

走った後の「塩分」補給になります。

ラーメンをいただくのは、5月のうみねこマラソン以来です。

すっかり食生活が変わっちゃったなぁ。

この頃になると平衡感覚は回復していましたが、耳の方はまだしばらくかかりました。

一体どうなっているのでしょう…「気」が合わないのかな。

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結果の方は…どういう訳か今年2度目の自己記録の更新となりました。

30秒足らずですけれど、すっごく苦しんだので一入です。

今週は「足の夏休み」を心がけ、来月もまた楽しく走るために備えなくっちゃ。

 

今日、7月20日はかつての「海の記念日」です。

写真は少し古いのですが

発祥の地

青森市には「海の記念日発祥の地」の碑があります。
(現在この碑は西側に移っています)

明治9年7月、東北各地の巡幸を終えた明治天皇が、ここ青森の地から

蒸気船明治丸に乗船し、津軽海峡を渡り函館へ向かいました。

そして、再び明治丸に乗船して横浜に還御したのが7月20日のこと。

この日を記念して制定されたのが「海の記念日」で

青森はその発祥の地であることを自任しているのです。

この碑がある、聖徳(せいとく)公園には

明治丸

明治丸の碇のレプリカもあるのですよ。

ところで、この明治9年の天皇巡幸で、明治天皇一行は

青森の前日に野辺地町に立ち寄っています。

その時の行在所となったのが

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野辺地の有力者である野村治三郎氏の離れです。

数年前に修復され、午前9時半から一般公開されています。

ボクがここを訪れたのはまだ7時前、門はぴしゃりと閉まっています。

開館時間まで待つつもりはないので、せめて門の外から写真だけでも…

と、歩道からカメラを向けていたら

左手から近づいてくるお散歩中のおじさんが手招きしています。

おじさんの方に行くと

「この脇から入ることできるよ、ただ、中は見ることできないけどね。」

と、人ひとりが通ることができるほどの門と生垣の隙間を教えてくれました。

そういうことで、するりと敷地に入ることがきました。

このおじさんも一緒に中に入り、明治天皇もお気に召された庭の写真を撮ってました。

こちらの行在所、実は6年前にも訪れていて

野辺地行在所

その際に撮影したのがこちらです。

ずいぶんと綺麗になりましたね。

また、この巡行のお供していたアメリカ産の馬「花鳥号」が野辺地で斃死しました。

その冥福を祈って建てられたのが

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愛宕公園にあるこちらの像です。この像のことは知っていたのですが、

花鳥号が常光寺というお寺に埋葬されていたというのは知りませんでした。

ということで、常光寺に行ってみることにしました。

すると、境内に入ってすぐのところに

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町の指定文化財になっている「花鳥号碑」がありました。

左手の説明によりますと

こちらの碑は明治11年に宮内省から贈られたもののようです。

そして、写真では見えにくいのですが、碑に刻まれた銘文は

当時を代表する漢詩人長三洲(ちょうさんしゅう)のものだそうです。

ちなみに、この解説板には「平成28年7月7日」と日付が入っていました。

まぁ、できたばかりなのですね。

さて、もう少し明治天皇の巡幸の遺蹟をめぐりながら青森へ帰りましょう。


 

今年もこの季節になりました

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田舎館村の田んぼアート。

年々人気が高くなっていて

長い待ち時間があるものですから、今年は思い切って開館に合わせてGo!

開館は8時半でボクの到着は8時、すでに10人ほどが並んでおりました。

また、途中で胸にゼッケンをつけた方々が走っているではありませんか。

はて…そう、そう、津軽路を2日間かけて走る「みちのく津軽ジャーニーラン」があったね。

200kmも走るんだってね、すごいねぇ。 

さて、間もなく開館というところで、職員の方による「今年の変更点」の解説。

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なんでも、これまでは天守から田んぼを観ていたのですが

今年は少し下の所に展望デッキを設え、そこから観ることになります。

もちろん、田んぼアートは新しい展望デッキから観ることを前提に設計されています。

そして、これまでのように天守にも上がれるのですが…

展望デッキとは別料金がかかるんだって。田舎館村、強気ですねぇ。

開館時間となり、並んでいた列はずいぶんと長くなりましたが、

早く並んだおかげですすぅ~っとエレベータで展望デッキへ。

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分かるかしら…天守の左側の平な所に人が群がっています。展望デッキです。

これまでより広くなりましたが

輸送力が小さいエレベータなので、混雑はあまり変わらないのかな…と思ったり。

で、ここから見える今年の田んぼアートは

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こちらです。大河ドラマの「真田丸」…描かれた役者さんは誰なのかな?

とっても大きく1枚には全体が収まらないので、まずは左側からいきましょう。

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そして右側…

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年を経るごとにスケールも技術もアップしてますよね。

そして、後ろを振り返ると

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津軽の人が大好きな岩木山。

この日は少し雲がかかっていましたが、お山をバックに記念撮影をする人も…

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天守にあがることは…う~ん、今年は見送ります。

それでは、第2会場を目指しましょう。

車で数分の移動ですが、この時もランナーの姿を目にします。

どうやら、こちらの田舎館城に最後のエイドがあるようです。

ですから、ランナーの皆さんがこちらを目指して走っているのですね。

第2会場の作品は…

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間もなく新作が公開されるゴジラでした。

こちらも大きいので…

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パノラマモードで撮ってみました。

また、こちらの会場では、田んぼアートのほかに石でデザイン(?)した作品もあります。

昨年は高倉健でしたが(今年もあります)、今年はゴジラの裏手に

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石原裕次郎でした。

こちらはオールドファンに人気(?)…集まっていた方の年齢は高かったような。

そう、田舎館城の第1会場には出店が並ぶゾーンがあって

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こちらがちょっと気になったのですが、まだ空腹感がまったくありません。

朝はしっかりTKGをいただいたものね。

と、いうことで諦めて青森へ帰ることにしました。

ちょっと慌ただしかったところはありますが、夏の風物詩の田んぼアート。

今年も楽しませていただきました。

先週末は

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いわゆる「乙女の像」で有名な十和田湖で過ごしておりました。

湖畔の宿で1泊…久しぶりです。

目的は、第1回目となる「十和田湖マラソン」に参加するためです。

当日移動でも十分間に合うのですが

たまには「旅行気分」も十和田湖も悪くないかなぁ~って。

到着後、早速前日受付に。

遊覧船乗り場の近くにある、観光交流センター「ぷらっと」脇で受付。

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施設の2階では

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十和田・奥入瀬を映した写真展をやっていました。

点数は少なかったですが、とっても美しい写真ばかりで楽しめました。

そして、時折小雨が降っていたのですが、湖畔を散歩。

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この日は花火大会があるようで、すでに湖畔には陣取る人の姿がありました。

観たい!…という気持ちは十分にあったのですが、眠気に負けてしまいました。

せめて、宿の窓から湖畔を眺めることができたらよかったのですが…

お散歩の方は、定番のいわゆる「乙女の像」の方に向かい、

そこから神社に行って神頼み。

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「明日は怪我なく完走できますように」

さて、マラソン大会当日は、前日に受付をした休屋地区から

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遊覧船に乗って、スタート地点のある秋田県小坂町へ移動となります。

ボクは7時15分初の遊覧船で移動…

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船内にはこんな飾り付けがありました。

地域の方々がこの大会を盛り上げてくれている…というのを随所に感じます。

一方、宿の朝食時間は6時45分からで、いただくことができなかったことは残念。

スタートは9時

中盤の「瞰湖台」付近には、

「ひとり箱根駅伝プチ5区6区」とでもいえそうなくらいのアップダウンがあるので

自重しながら序盤を…と思いつつも、さすがに3週連続ということもあってでしょうか

身体が思うように動いてくれません。

しかも、スタートから上り下りが続くので、なかなか自分のペースがつかめず。

さらに、最近出没が取りざたされている「クマ」さんと遭ったらどうしよう…

ですから、なるべくひとりにならないよう、集団にぶらさがります。

1kmごとの距離表示は看板ではなく、「〇〇km」の札を持った人が声をかけてくれます。

これはちょっと嬉しいです。

そして、遊覧船を乗った休屋地区まで戻ってきた頃、ボクの入っていた集団がばらけ…

おやおやおやという間に、ひとりきりになってしまいました。

そのまま瞰湖台へ向かうきつい上り坂へ。

ここ、クマが出たんだよね…を思い出す余裕などまったくありません。

ほぉ~んとにきつい上り下りで、もう何度も挫けそうになりました。

絶対あるかないぞっ、ちょっとくらいなかいいかな…そんなことの繰り返し。

「ひとり箱根駅伝プチ5区6区」をようやく乗り切ると、あと5km。

ずぅ~っと先にかすかに見えるランナーの背中を追いかけながら

奥入瀬渓流の入り口でもある子ノ口のゴールを目指します。

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ゴールの後は、ふたたび遊覧船で休屋に戻るので急いで着替えます。

この辺りがちょっと慌ただしくなります。

休屋に戻ると

これもまたマラソン大会でのお楽しみのひとつ「お振る舞い」がありました。

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十和田湖名物のひめます汁と、B級グルメで有名なバラ焼きをいただきます。

この頃から雨が少し強くなってきたので

広い芝生に座ってではなくって、テントの中で。

う~ん、冷たいビールが欲しくなりますねぇ。

腹ごしらえのあとは、腰のマッサージを受けました。

きつい上り下り、とくに下りを走っている際に痛みが出たのです。

その後、閉会式があったようですが…すいません、退散いたします。

今回の結果は…

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かなり苦しんだものの、1時間33分で完走できました。

来年は、上り下りにへこたれないよう足を鍛えて参加したいと思います。

十和田って、秋にもマラソン大会あるんだよね、さてこちらはどうしようかな。

 

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